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ダニー・ザ・ドッグ DTSスペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2006/01/13
- メディア: DVD
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上映時間:103分
製作国:フランス/アメリカ
初公開年月:2005/06/25監督:ルイ・レテリエ
製作:リュック・ベッソン
スティーヴ・チャスマン
ジェット・リー
脚本:リュック・ベッソン
ロバート・マーク・ケイメン
撮影:ピエール・モレル
美術:ジャック・ビュフノワール
衣装デザイン:オリヴィエ・ベリオ
編集:ニコラ・トレンバシヴィック
音楽:マッシヴ・アタック
アクション演出:ユエン・ウーピン
出演:ジェット・リー(ダニー)
モーガン・フリーマン(サム)
ボブ・ホスキンス(バート)
ケリー・コンドン(ヴィクトリア)
ディラン・ブラウン
シルヴィオ・シマック
マイケル・ジェン
ヴィンセント・リーガン
フィリーダ・ロウ
リュック・ベッソンちゃんが関わっているのでどうなんだろうと思ったのだけれど、これがまた予想外に面白かったのでびっくりした。結構ベッソン節はきいていたし、正に「ジェット・リーを観る映画」だったのだけれど、それでよくあそこまで見せられたなという感じ。
幼い頃にバートに拾われたダニーは、格闘技を仕込まれ、闘う「犬」として金稼ぎに使われていた。首輪を外されると凶暴になり、周囲にいる「敵」を容赦なく殺してしまう。しかし、そんな彼も、ある骨董品屋で盲目のピアニスト、サムに会うことで変化していく。とある事故をきっかけとしてバートの元を離れたダニーは、サムの家に住まわせてもらうことになり、幸せな生活を始めたのだが・・・。
筋書きだけだと漫画のような話だけれど、キャラクタの設定がなかなか良くできていて、ピアノという重要な小道具の使い方もうまい。ただ残念なのは首輪の必然性を感じなかった。ダニー役のジェット・リーがうまく表情を作っているので、観ている側も、すごく漫画的なキャラなのに感情移入してしまう。背景となる部分の説明、ラストまで一気に駆け上った感じで、うまくまとまっていました。
「クリムゾン・リバー2」がちょっとつまらない作品だったので同じ調子だったらどうしようと思ったのだけれど、それは杞憂に終わってよかった。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/05/27
- メディア: DVD
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上映時間:121分
製作国:日本
初公開年月:2004/10/30監督:星護
製作:亀山千広
島谷能成
伊東勇
プロデューサー:重岡由美子
市川南
稲田秀樹
企画:石原隆
原作:三谷幸喜
脚本:三谷幸喜
撮影:高瀬比呂史
美術:清水剛
編集:山本正明
音楽:本間勇輔
照明:小野晃
装飾:高畠一朗
録音:田中靖志
監督補:加門幾生
出演:役所広司(検閲官・向坂睦夫)
稲垣吾郎(座付作家・椿一)
前から色んな人に、観なよ、と言われていて、あんまり観る気にもならなかった(天の邪鬼なんです)。ふと観ようという気になったので観てみました。
あれやらこれやら色んなことを言われている作品ですが、とりあえず何がすごいって、殆どを取調室の中で行なっているということ。それは三谷幸喜が舞台畑の人間だからかもしれないけれど、一つの舞台で緊張感を保たせるのは結構大変。その点では成功している。
ちょっと向坂のキャラ設定ができすぎた感じがするけれど(何というか、胡散臭い)、そこは「喜劇ですから」で許されてしまうところがすごい。また、劇中劇となる「貫一とお宮」の進行もテンポよく、観ていてい飽きない。
最後蛇足とも思えるドラマが挿入されるけれど、あれは好き嫌いというか、賛否がもろ分かれそうな部分。自分はどちらかというとあんまりな感じ。唐突というか、幕切れとしてはあまりに急展開過ぎて、ついていけない部分がある。
この作品が映画としてどうだったかはなかなか難しい。期待していた程は映画としては面白くなかったというのが正直なところで、これは別にドラマや舞台でもいいなと感じた。
作品自体は好きです。